子供向けの川の生き物図鑑おすすめ3冊持ち歩く本・家で調べる本

川で見た小さな魚。石のそばにいたエビ。「あれは何だったの?」と聞かれて図鑑を探すと、魚の本、水の生物の本、昆虫の本と、選択肢が広がります。
最初の一冊は、載っている種類の多さだけで決めなくても大丈夫です。何を調べたいか、どこで開くかを先に決めると、候補を絞れます。
持ち歩いて魚を探すなら小型の『学研の図鑑LIVEポケット 魚 新版』、家で似た淡水魚を比べるなら『くらべてわかる 淡水魚』、エビや貝などへ興味を広げるなら『小学館の図鑑NEO[新版]水の生物 DVDつき』が候補です。 「水の生物」は魚を中心にした本ではありません。調べたい生き物が載るかを確認してから選びましょう。
目次
まずは「魚を調べたい? 魚以外も見たい?」で選ぶ
ここでは、出版社の内容紹介と仕様をもとに、使う場面の異なる3冊を選びました。全冊を実際に使った比較レビューではありません。子どもが読みやすい文字や写真かどうかは、書店や試し読みでも確かめてください。
| 本 | 向いている使い方 | 大きさ・ページ数 | 選ぶ前に知りたいこと |
|---|---|---|---|
| 学研の図鑑LIVEポケット 魚 新版 | 小さめの本を持ち歩き、魚の写真から探す | B6変型・224ページ | 川魚だけでなく、海や湖の魚も扱う |
| くらべてわかる 淡水魚 | 家で写真を並べ、似た魚の違いを見る | B5判・128ページ | 子ども専用ではない。難しい説明は大人と読む |
| 小学館の図鑑NEO[新版]水の生物 DVDつき | エビ・カニ・貝などの多様な姿を知る | A4変型・208ページ | 海の生物も含む。川魚や川虫だけの図鑑ではない |
判型は本のおおよその大きさを示します。「変型」は標準の寸法と異なるため、入れたいバッグや棚に余裕がないときは、販売ページの実寸も確認しましょう。小さい本ほど写真や説明も小さくなることがあるので、携帯性だけで選ばないのがコツです。
持ち歩く魚図鑑なら『学研の図鑑LIVEポケット 魚 新版』
2025年刊の新版で、出版社は小学校1〜6年生を対象に挙げています。魚の写真と見分けるポイントを使って調べる、小型の図鑑です。
川へ持っていく本を一冊にしたい家庭や、水族館で見た魚にも興味がある子の候補になります。一方、川で見たエビや水生昆虫まで、この魚図鑑一冊で調べようとすると足りません。
現地で本を開くのは、足場の安定した休憩場所にしておきます。魚の写真と本をじっくり見比べるのは、帰宅してからでもできます。
「川の魚も、水族館の魚も知りたい。大きな図鑑は持ち歩きにくい」という家庭なら、まずこの一冊の内容を見てみてください。 B6変型の大きさと写真の見え方が子どもに合えば、外出先と家の両方で使う候補になります。出版社のページから購入先を選べます。
似た川魚を家で比べるなら『くらべてわかる 淡水魚』
魚の写真を見ても「どれも似ている」と感じるときは、収録する種類の多さより、違いをどう見せているかに注目します。
この本は、身近に出会う機会の多い淡水魚を中心に、似た種類を並べ、ひれや模様などの違いを示す構成です。幼魚も取り上げています。B5判のページを家の机に広げ、自分の写真と照らし合わせる使い方が考えられます。
ただし、子ども向けの学年別教材ではありません。小学生が使うなら、分からない語を大人と確かめながら読むとよいでしょう。2015年刊なので、名前や分類、保護に関する新しい情報まで、この本だけで確定しないようにします。
写真の細部が見えず名前を決められない場合もあります。川魚の名前を調べるときの見方と合わせ、分からない部分は残しておきましょう。
家に魚図鑑はあるけれど、似た魚の違いがつかめないなら、この本が候補になります。 大人と写真を比べながら調べたい家庭向けです。出版社ページの紹介を読み、B5判でよいかを確かめてから、Amazonや楽天の購入案内へ進めます。
「くらべてわかる 淡水魚」の内容とAmazon・楽天の購入案内を見る
エビ・カニ・貝にも興味があるなら『小学館の図鑑NEO[新版]水の生物 DVDつき』
魚以外を見つけたときは、魚の図鑑からいったん離れてみます。この本が主に扱うのは、背骨のない「無脊椎動物」と呼ばれる生き物です。エビやカニ、貝に加え、海のタコ・イカ・クラゲなども含みます。
川で見た生き物をきっかけに、「ほかにはどんな形の生き物がいるの?」と興味を広げたい家庭に向く候補です。A4変型なので、家の机で一緒に開く本として考えると選びやすくなります。
川だけの図鑑ではなく、探している小さな川虫が必ず載るわけでもありません。特定の生き物を調べたい場合は、購入前に目次や索引、試し読みで掲載を確認してください。付属DVDを見たい家庭は、再生できる機器があるかも確かめます。
魚よりもエビや貝に目が向く子なら、「水の生物」の内容紹介を見てみてください。 家でページを広げ、川から海の生き物へ関心を広げる一冊として検討できます。出版社の「購入する」から、Amazonや楽天ブックスなどを選べます。
小学館NEO「[新版]水の生物 DVDつき」の内容と購入先を見る
幼児・小学生で違うのは、まず「どう一緒に読むか」
年齢は目安になりますが、同じ学年でも、写真を見るのが好きな子と、解説を読みたい子では合う本が違います。買う前に、見開きのページを一つでも親子で見てみましょう。
| 子どもの様子 | 確かめるところ | 大人が手伝えること |
|---|---|---|
| 幼児で、まだ文字を読まない | 写真や絵を指して楽しめるか | 気になった一つの名前を読み、形を見る |
| ひらがなから読み始めた小学生 | 生き物の名前を追えるか、ふりがなが読めるか | 長い説明を一緒に区切って読む |
| 自分で調べたい小学生 | 索引から目的のページへ進めるか | 分からない語や、似た種類との違いを確かめる |
| 大人と自由研究をしたい子 | 観察した特徴と説明を比べられるか | 本の説明と自分が見た事実を分けて記録する |
索引は、名前からページを探す欄です。名前が分からないときは、目次や仲間分けから近そうなページを探すので、その探し方が分かりやすいかも見ておきます。
写真には実物の色や姿を見比べるよさがあり、絵には注目する部分を示しやすいよさがあります。写真か絵かだけで決めず、「子どもが見たい特徴が見えるか」を確かめてください。
図鑑と一緒に用意するなら、まず写真とメモ
図鑑を買ったら、次の川遊びを待たずに、前に撮った写真を一枚選んで開いてみます。体の形、見えた模様、気になった動きなど、写真やメモに残っていることと比べます。
書き留めるのは、最初は三つで十分です。
- 自分の写真や観察で分かったこと
- 図鑑に書かれていたこととページ
- まだ分からないこと
薄い紙のしおりがあれば、見ていたページへ戻れます。ノートも家にあるもので始められます。本を水辺へ持っていく場合は、濡れた道具と分けて袋へ入れましょう。本は濡らさずに読める場所で開きます。
記録の項目に迷ったら川の観察ノートの書き方、自由研究に使うなら図鑑の題名とページを残す方法が役立ちます。用品を一度に増やすより、読んで調べる中で困ったことに合わせて足していけます。
川の生き物図鑑選びでよくある質問
幼児にも小学生向けの図鑑を買ってよいですか?
大人と写真を眺める使い方はできます。ただし、一人で説明を読めるとは限りません。文字の大きさだけでなく、子どもがページを開き、気になる写真や絵を指せるかを確かめて選んでください。
川の生き物を一冊で全部調べられますか?
魚、エビ・カニ、昆虫などは、図鑑によって扱う範囲が異なります。「水の生物」という題名でも、川のすべての生き物を収録する意味ではありません。今いちばん調べたいものが載る本を選び、必要になった分野を後から補えます。
古い図鑑や図書館の本でも使えますか?
写真や形を比べる入り口として使えます。一方、名前や分類、保護に関する情報は変わることがあります。使う情報に応じて新しい資料でも確認し、自由研究には本の題名・出版年・見たページを残しておきましょう。
まず、子どもが気になった一つから
外出先へ持っていくなら小型の魚図鑑。家で似た魚を比べたいなら淡水魚の比較図鑑。エビや貝の形にも興味があるなら、水の生物を広く扱う図鑑。
3冊をまとめてそろえる必要はありません。「この前見た、あれを調べたい」という一つに合う本から始めると、買った図鑑を開くきっかけも作れます。
小さな特徴を確かめる道具を用意するなら、川虫を見るルーペの選び方も参考になります。見たい範囲に合った倍率から選べます。


