この記事では、マリンシューズとも呼ばれる水遊び用の靴を扱います。同じ呼び名でも、メッシュ、ゴム系の素材、ベルトなどの組み合わせは製品ごとに違います。手元の品番を確かめてから始めてください。

ウォーターシューズの洗い方:帰宅したら袋から出して表示を確かめる

持ち帰り用の袋から靴を出し、左右を離して置きます。帰りの電車で荷物を分ける方法は、公共交通で川遊びへ行く日の持ち物で確認できます。

洗う前に見たいのは、次の四つです。

確認するもの確かめる内容
メーカー名・品番その製品の手入れ案内が見つかるか
水洗いと洗剤の表示手洗いか機械洗いか、何を使えるか
中敷き取り外せる構造か。本体とは別の手入れ指定があるか
靴底と留め具はがれ、破れ、ベルトの不具合がないか

接着されている中敷きは、引きはがさないでください。外れないものは付けたまま、製品指定の方法で手入れします。

砂の落とし方:つま先と中敷きの下に残る砂を見る

まず靴底や表面の砂を落とし、履き口を開けて中を見ます。水洗いできる製品は、真水で内部の砂や汚れを流します。中敷きが外れるなら、取り出して底に残った砂も確かめましょう。

タバタのマリンシューズの手入れ案内も、砂と汚れを流し、中敷きを外して内部を洗い、直射日光を避けて干す順番です。

砂が残りやすい場所見る・洗うときの工夫
つま先の奥履き口を開け、水洗い後も粒が残っていないか見る
取り外せる中敷きの下中敷きと靴本体を別々に確認する
ベルトの付け根すき間の砂を流し、無理に引っ張らない
靴底の溝はまった砂や小石を確認する。鋭い道具でほじらない

砂を入れたまま強くこすると、生地を傷めることがあります。いきなりブラシで磨くより、先に粒を流しておくほうが手入れを進めやすくなります。

汚れが残ったマリンシューズは、指定の洗剤でやさしく洗う

水だけで落ちない汚れは、メーカーが認めている洗剤と方法を使います。洗剤を増やす前に、使える素材と薄め方を確認しましょう。

例えば、アシックスのシューズの手入れ案内では、布・メッシュ部分の洗浄後に十分すすぐこと、強くこすらないことを説明しています。一方、差し込み式の中敷きには別の手入れ方法が示されています。靴本体を洗えるからと、中敷きにも同じ洗剤を使えるとは限りません。

洗い終わったら洗剤をよくすすぎ、形を整えます。生地を強くねじる、靴底を折り曲げる、接着部をめくるような洗い方は避けてください。

子どもと片づけるなら、大人が洗い方を確認し、子どもには左右をそろえる、外した中敷きを並べるなどの役割を頼めます。中敷きを戻すのは、本体も中敷きも乾いてからです。

ウォーターシューズの乾かし方:内側と中敷きまで乾かす

説明書に従って水気を切り、履き口を開け、左右を離して陰干しします。取り外した中敷きも重ねずに干しましょう。

乾いたかどうかは、見た目だけで決めず、つま先の内側、かかと、ベルトの重なり、中敷きの両面を確かめます。触れて水気が残るときは、まだ袋や靴箱へ戻しません。

乾くまでの時間は、素材や厚み、気温、湿度、風通しで変わります。 「一晩置いたから大丈夫」と時間だけで決めないようにしましょう。急ぐ場合も、説明書で認められていない乾燥機やドライヤーの熱風を使わず、靴を離して空気が通るように置きます。

翌日も使う予定なら、出発前に内側の乾き具合と傷みを確かめてください。傷みが見つかった場合は、子ども用ウォーターシューズの選び方を参考に、今の足と活動に合うものを用意します。

洗い方に合うブラシを買い足すなら、つま先へ届く形を選ぶ

手元の柔らかい布やスポンジで洗えるなら、それで十分です。ブラシが役立つのは、ブラシ洗いができる靴で、指やスポンジが届きにくい所を手入れしたい場合です。

候補の一つは、マーナ「きれいに洗えるシューズブラシ」W667W。薄く丸みのあるヘッドで、中央は柔らかな毛、先端は硬めの毛という構造です。メッシュのスニーカーや上履きなども、メーカーの対応用途に挙げられています。

見たい点購入前の確認
ヘッドの大きさ子どもの小さな靴の履き口と奥に入るか
毛の硬さ靴の生地や中敷きに使えるか。先端は硬めである点にも注意
手元の道具との違い今ある布やスポンジで届かない場所があるか
家での使い道対応する上履きやスニーカーにも使うか

ブラシ洗いに対応した靴で、つま先の奥へ届きにくいことに困っている方は、薄いヘッドの形を確認してみてください。 本体サイズは約36×226×41mmですが、これはヘッドだけの寸法ではありません。小さな靴に入るか迷う場合は、購入前に販売元へ確認しましょう。

マーナのシューズブラシの形・対応用途・購入条件を公式ストアで確認する

使うときは靴側の手入れ方法に従い、革靴や傷つきやすい素材部分には使わず、傷んだ生地や、ブラシでこすれない中敷きも避けてください。

ウォーターシューズのにおいが残るときは、洗い残しと乾き具合を見る

においが気になると、洗剤や消臭剤を増やしたくなります。まずは、つま先に砂や汚れが残っていないか、中敷きの裏まで乾いているかを見ましょう。

手入れと乾燥をしても気になる場合は、製品の素材に使える方法をメーカーへ相談します。漂白剤、アルコール、重曹などを一律に使う方法は勧めません。汚れが落ちることと、素材に問題なく使えることは別だからです。

保管時は、よく乾かしてから風通しのよい場所へ。上に重い荷物を載せず、次に使うときは、靴底のはがれ・生地の破れ・ベルトの状態を見直します。成長した子どもの足に合うかも、毎シーズン確かめましょう。

ウォーターシューズの手入れでよくある質問

洗濯ネットに入れれば洗濯機で洗えますか?

ネットに入れるだけでは、機械洗いできるようにはなりません。製品が洗濯機に対応し、洗濯機側でも靴を洗える場合に、指定された方法で使います。不明な場合はメーカーへ確認してください。

中敷きが外れないときはどうしますか?

固定されている中敷きを無理にはがさず、付けたままできる手入れ方法を確認します。洗った後は履き口を開け、内側にも水気が残っていないか確かめてから保管してください。

天日干しなら早く乾きますか?

早さだけで干し方を選ばず、製品の指定に従ってください。陰干しが指定されているものは直射日光を避け、風通しを確保します。乾燥機や熱風での乾燥も、使えると確認できないまま行わないようにしましょう。

保管の手順:次に履いたときの「ざらざら」を残さない

帰宅したら袋から出し、表示を確認して、つま先と中敷きの下の砂を落とす。この順番を片づけに組み込むと、外側だけ洗ってしまうのを防げます。しまう前の最後の確認は、靴の内側まで乾いているかどうかです。